転職面接は準備で8割決まる?押さえておきたい6つのポイント

面接の準備で8割決まる

しっかり準備したつもりなのに、面接で失敗してしまった・・・

面接の準備って何をすればいいの?

転職活動の中で最大のイベントが「面接」です。

この面接で採用の合否が決まります。

ですが、最大のイベントである面接なのに、しっかりと準備をしないで面接に挑む人が本当に多いですね。当然ですが、まともに準備をしないで面接を受けても結果は明白です。

この記事で解決できる悩み
  • 面接の準備が重要な理由
  • 絶対にやっておきたい6つの準備ポイント

私は今まで200人以上の方の面接をしてきましたが、残念なことに応募者の方がどんなに平静を装ってもしっかりと準備をしてきた人と、そうでない人はすぐに分かります。

だからといって、準備してこなかったからその人に能力がないわけではないので、準備不足が原因で面接で不合格になるのは本当にもったいないですよね?

たとえあなたが、すごい能力やスキルを持っていたとしても、面接官に対してアピールできなければ一切伝わりません。

面接担当はその人の能力やスキルを一目見ただけで見抜けるほどスーパーな人間ではないのですから。

逆に、能力やスキルがアピールできればどんなに口下手でも採用を勝ち取ることができます。

そのためには、面接に向けてしっかりと準備をしておくことが大切です。

今回は転職エージェントとして面接の準備のポイントを紹介したいと思います。

実際になんど面接しても落とされていた方が、このポイントをアドバイスしただけで採用を決めている内容となっています。

3分ほどで読める内容となっていますので、面接で失敗したくない方は最後まで読んでみてください。

面接の準備が重要な2の理由

面接の準備が重要な理由を2つ紹介します。

  1. 想定外の質問にもスムーズに答えられる
  2. 面接時の印象がプラスになる

すこし精神論的な話になっていますが、面接ではすごく大切なことです。

「正解か間違いか」と白黒はっきりする筆記試験と違い、面接では面接官が受ける「印象」が合否に大きく影響します。最終的に合否を決めるのは「この人となら一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるかどうかですからね。

1.想定外の質問にもスムーズに答えられる

しっかりと準備することで、想定外の質問にもスムーズに答えることができるようになります。

想定外の質問は、回答に対してさらに突っ込んだ質問のことですね。

面接では、この「想定外の質問」がすごく重要になります。

面接では、「あなたの長所や短所を教えてください」というような、いわゆる「定番質問」があります。

定番質問に対して全く準備をせずに面接に挑む人なんていませんよね?

「それなら面接の準備はできているじゃん」って思うかもしれませんが、それは違います。

面接で重要なのはその先、つまり定番質問に対する回答ではなく、その回答に対して行われる「突っ込んだ質問」にどう答えるかなんです。

定番質問に対する答えなんて、みなさん個性のない同じような回答をしますが、それはそれで問題ではなく、その回答に対する突っ込んだ質問の回答に個性が表れてきます。

面接対策本なんかを読んで、そこに書かれていたことをちょっとだけ変えて答えたひとなら「え~っと・・・」と言葉に詰まってしまうか、パニックになり何を言っているのか分からなくなってしまいます。

その時点でアウトですよね。

それに対し、用意した回答に対して「どんな突っ込んだ質問が出てくるか?」ということを想定して回答を用意しておくことで、慌てずに答えることができます。

また、そこまで深く考えていれば、もし想定外の質問をされたとしても、回答に困ることはありません。

たとえ「ありきたり」な回答でも、あなたがしっかりと考えて、あなた自身の言葉として話すことができれば、たとえどんな突っ込んだ質問をされてもしっかりと筋が通った回答をすることができるからですね。

そこまで考えるのが「面接の準備」なんです。

準備すべき具体的な内容は後ほど紹介しますが、しっかりと準備しておくことで想定外の質問にもスムーズに答えることができるので、大きなプラスになります。

2.面接時の印象がプラスになる

面接の準備をすることで、面接時の「印象」が大きくプラスになります。

正解と不正解がはっきりと分かる筆記試験と違い、面接の結果は印象が大きく影響してきます。

印象と言っても、いいスーツを着ているとか、センスがいいとかではなく、あなた自身の人間性に対する印象です。

よく勘違いされている方がいますが、面接はあなたを不採用にするために行っているわけではありません。

面接をする目的は、企業側が欲しいと思っている人材像とあなたの人間像がマッチしているかを見るためのものです。

分かりやすく言うなら

「あなたと一緒に仕事をしたいかどうか」

を見極めるためのものです。

逆の立場になって考えてみてください。

質問をしても、面接攻略本に書いてあるようなことしか答えず、ちょっと突っ込んだ質問をしたとたんにシドロモドロになり、不安げにうつむいているような人と一緒に仕事をしたいと思えますか?

それよりも、しっかりとあなたの目を見て、力強く対応する人と仕事したいですよね?

もちろんそれだけで採用の可否が決まるわけではありませんが、印象というのは非常に重要になってきます。

しっかりと準備ができている人は、やはり印象が全然違います。

もちろん、質問に対して即答できないこともありますよ。

でも、考えている時間があっても、テンポがいいんですよね。

考えている間も「この人何も考えてないな」ではなく、「どんな答えを出すんだろう?」という期待の方が大きくなります。

この「期待」された時点でもう採用が決まったようなものですよ。

しっかりと面接の準備をするかしないかでこれだけ大きく印象が変わってきます。

実力があるのに雰囲気だけでマイナス印象になってしまうって本当にもったいないですよね?

面接の合否は、質問に対する答えの内容だけで決まるものではありません。

実際に「回答は普通だったけど、なんかこの人良いよね?」と採用が決まった方もいます。

精神論的な話になってしまいましたが、非常に重要なポイントになりますので、しっかりと押さえておきたいですね。

面接までに準備しておきたいこと

ここまで読んでいただければ、面接の準備をすることの重要性を理解できたと思います。

でも、定番質問の答えを考えることだけが準備ではありません。

ここからは、どのような準備をすればいいのかを具体的に紹介したいと思います。

  1. 面接の流れを把握しておく
  2. 企業の研究をする
  3. 自分の仕様書を作る
  4. 定番質問の回答を見える化する
  5. 声を出して練習する
  6. ポートフォリオを準備する

1.面接の流れを把握しておく

面接の流れを把握しておきましょう。

面接は、面接官の思い付きで質問をするのではなく、大まかなストーリ(流れ)があり、「ここではこれを確認する」というように、意図を持って質問が出されます。

面接のポイントは「今は何を聞かれているのか?」ということを把握することです。

このポイントをしっかりと押さえておくことで、適切なタイミングで適切な自己アピールをすることができるわけですね。

面接では、履歴書や業務経歴書では伝えにくい自分をアピールするチャンスです。

たとえ他の応募者に対してスキルや経験で見劣りしていたとしても、企業とあなたとのマッチングの総合評価で採用されることも十分にあります。

多くの企業の場合、面接の担当者は面接のプロではないことが多いです。

たとえそれが経営者であっても、あなたのいいところを引き出すための巧みな話術を持っているわけではありません。

面接に慣れた人であれば、あなたのいいところを引き出そうと積極的に質問をしてくれますが、面接に慣れていない人の場合は、決められた質問を淡々とこなすだけの人もいます。

これは、あなた自身が面接の流れを読み取って、積極的にあなた自身をアピールする必要があるということですね。。

あなた自身が積極的に自分をアピールしなければ、あなたの良さが全く伝わらずに面接が終わってしまいます。

そこで、面接の流れをしっかりと把握しておくことで、あなたが面接をコントロールすることはできないとしても、しっかりと自分をアピールしていくことができるようになります。

もちろん面接の流れは企業によって異なります。

しかし、細かい流れは違っても、全体的に見ればどの企業でもそれほど大きな違いはありませんので、「今はこの話をしているんだな、ならここであれをアピールしておこう」と積極的に動くことができます。

面接の流れについては下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

転職面接は流れを知らなければ勝ち残れない

2.企業の研究をする

企業研究は、応募しようとしている企業とあなたとのミスマッチを防ぐために非常に重要なことですが、面接対策としても非常に重要になります。

例えば、あなたがプログラムの仕事をやりたくて転職しようと考えているとして「私はプログラムの仕事がやりたくて転職を考えました」と言っても「プログラムの仕事なら、弊社じゃなくてもできますよね?」となるわけですよ。

そうではなくて「私は御社でプログラムの仕事をしたいので転職を考えました」というように「御社で」というのが面接では重要になります。

なぜほかの会社ではなく、その会社を選んだのか?

このポイントを見つけるのに企業研究は欠かせません

企業研究は手を抜かずにしっかりを行いましょう。

最低限チェックしたいポイント
  • 企業の特徴
  • 企業の強みと弱み
  • 経営理念
  • 社長の名前
  • 主な事業内容
  • 近年の業績
  • ライバル企業との立ち位置
  • 募集している業種

上記は最低限チェックしておきたいポイントです。

企業研究はあなたが面接の質問対策に必要なだけではなく、企業側もあなたが企業研究をしているかをチェックします。

その理由は簡単です。

例えばあなたが女性だったとして、「女性だったら誰でもいいので、とにかく私と付き合ってください」と言われて「はい、いいですよ」なんて言いますか?

それよりも「あなたのことが大好きです。あなたでなければだめなんです。付き合ってください」と言われたらグッと気持ちが動きますよね(そんな言い方する人はいないと思いますが・・・)。

面接もこれと同じなんです。

面接で落とされる人の多くは「どこでもいいから就職したい」というオーラが出ています。

どこでもいいから就職したいではなく、「あなたの会社で働きたいんです」という情熱を持った人を採用したいと思うのは自然なことですよね?

その思いがあるかどうかは「企業研究をしているかどうか」というところに現れてきます。

だって、その企業のことを知らないのに「あなたの会社で働きたいんです」って言っても、まったく信用できませんからね。

ただ、企業も面接のときにストレートに「企業研究していますか?」なんて質問はしません。

例えば「志望動機を教えてください」とか「なぜ弊社を選んだのですか?」という質問の中で企業研究をしているかどうかをチェックしています。

企業研究の具体的なやり方などは下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【決定版】プロが紹介する転職面接に役立つ具体的な企業研究方法

3.自分の仕様書を作る

自分の仕様書を作るというのは、自分の経歴や弱み・強みを箇条書きにして書き出すことです。

箇条書きしておきたいポイント
  • 職歴(どのような業務を経験してきたか?)
  • スキル(身に着けてきた技術や資格)
  • 経験(仕事のなかで得られた経験など)
  • 実績(業務の実績)
  • 人物像(自分の長所や短所など)

これは「自分の棚卸し」とか「自己分析」とも呼ばれており、面接対策として非常に重要になります。

仕様書を作るということは、あなた自身のことをあなた自身が知るということです。

例えば、あなたがテレビを買いに電器屋さん行ったとします。

店員さんに「このテレビは4Kのチューナーはいくつありますか?」と聞いたのに「え~っと、たしか・・・2つだったと思います」とか「すみません、分かりません」とか言われたら、その店員さんからテレビを買おうと思いますか?思いませんよね。

面接も同じです。

面接は、あなたを企業に売り込むセールスの場です。なのに、あなたのことを聞かれても答えがあいまいだったり、答えられなかったりではあなたは買ってもらえません。

あなたの仕様を見える化しておくことで、どんな質問に対しても即座に回答できるようになります。

自分の仕様書を作るということは、もう一つ大きなメリットがあります。

それは、回答にブレが無くなるということです。

話しをしている方はこのブレに気が付きませんが、聞いている方は結構分かります。

実際にあった話ですが、「私の強みは集中力です」と言っていたのに、別の質問では「集中力がなくミスをしてしまうことがあるので、その対策として〇〇をしてきました」と質問内容によって回答が違うことがありました。

「あれ?私の強みは集中力ですって言ったよね?」となり、その時点で面接官は「この人は思い付きで話しているのかな?」とあなたに不信感を覚えてしまうわけです。

企業側も「口では何とでもいえる」ということは分かっていますので、不信感が積み重なってくると「この人は信用できないな」となり、不採用ですということになります。

しかし、棚卸をして言葉にしておくことで、そういうブレをなくすことができるようになります。

ブレのない一貫性のある言葉は、面接では非常にプラスに働きます。

自分自身の棚卸しについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

キャリアの棚卸しで未経験転職でも武器になる!だれでもできる3ステップ

4.定番質問の回答を見える化する

面接時に必ず出される「定番質問」には、回答を「見える化」しておきましょう。

頭の中で考える人はいますが、回答を書き出すことがポイントです。

見える化するときのポイントは、しゃべる言葉を書き出すのではなく、ポイントを箇条書きにすることです。

しゃべる言葉を書き出してしまうと、自分でも重要なポイントがぼやけてきてしまいます。

重要なポイントだけを箇条書きにしておくことで、頭の中でポイントを整理することができます。

面接で話をするときのポイントは「結論から話す」というものがあります。

ここで箇条書きしたポイントがその「結論」になるわけですね。

例えば「長所:コミュニケーション能力」と書いたとして、「あなたの長所を押してください」と言われたら、「私の長所はコミュニケーション能力です。なぜなら〇〇」とスムーズに結論から話を広げていくことができます。

これをしていないと「え~と、私のは業務の中で・・・なんです」とダラダラと話が続き「で、結論は?」となってしまうわけですね。

しっかりと箇条書きしておくことで、頭の中でも整理しやすくなり、自分のアピールポイントを的確に相手に伝えることができるようになります。

また、面接の直前に読み直す場合に、短時間でチェックすることができます。

5.声を出して練習する

面接の前には、声を出して練習をしましょう。

文章に書き出すだけとか、頭の中でまとめるだけではダメで、実際に声を出してみることが大切です。

その時に、1つの回答でどのくらいの長さになるか時間を計ってきましょう。

1つの話しは30秒から1分でまとめるのが理想です。

それ以上長いと聞いている方も何を話しているのかボヤけてしまいます。

面接は会話のキャッチボールですので、すべてをきっちりと詰め込むがために、長時間一方的に話すより、短時間で端的に話をして、そのあと面接官とやり取りをする方がいいでしょう。

また、できれば音声を録音しておいて、自分で聞きなおしてみてください。

自分ではゆっくり話しているつもりでも、すごい早口で話していたり、声が小さかったり、何をしゃべっているのか分からないなど気づくことができます。

可能なら、友達や家族に聞いてもらうのもいいでしょう。

自分では気が付かない話し方の癖などを指摘してもらうことができます。

これを出して練習する前に、話し方のコツについても知っておくといいでしょう。

話し方のコツについては下記の記事で詳しく解説しています。

6.ポートフォリオを準備する

未経験であってもエンジニア職ではポートフォリオを求められることがあります。

場合によっては面接時に「それを今見せてもらうことはできますか?」と聞かれることがあります。

その時にすぐに対応できるように、しっかりと準備しておきましょう。

私が面接をしていた時も、必ずポートフォリオを実際に見せてもらっていました。

しかし、ここでも残念な応募者が多かったですね。

・今はちょっとレンタルサーバーの期限が切れていて・・・

・URLを忘れてしまって・・・

・ユーザー登録が必要なので・・・

・あれ?作ったときは動いたのに・・・

そういう時は「ダメなら大丈夫ですよ」と笑顔で言いますが、内心は「ダメだこりゃ」なわけです。

書類上どんなに優れたポートフォリオであっても、これではポートフォリオがないのと同じです。

逆に、インストールが必要だからと言って、自分のPCを持参してすぐに見せてくれた人はポイント高かったですね。

未経験者であれば、プロが作ったようなポートフォリオなんて期待していません。

新しい業界でしっかりとやっていく覚悟があるかどうかを見る目的もありますので、しっかりと準備しておくようにしましょう。

まとめ

面接官は相手の人間性や能力を見ただけで見抜けるようなスーパーマンではありません。

あなたのアピールポイントはあなた自身が正しく発信できないと、相手には伝わりません。

面接でどうしても落ちてしまう人は、決して能力や適性がないわけではありません。

能力や適性が備わっているのにどうしても面接で落ちてしまうのは、あなた自身をアピールすることが出来ていないからなんです。

今回紹介した面接の準備もあなたをアピールするために必要な異なりますので、しっかりと準備して自信をもって面接に臨みましょう。

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