転職面接で嫌われたら不採用?面接で好印象を与える4つのポイント

面接で好印象を与える

面接で落とされる人は、誤解を恐れずに言うなら「面接官から嫌われた人」です。

どんなに経験豊かで優秀な人でも、面接官から嫌われたら最後、採用を勝ち取ることはできません。

実際に、私が面接を担当した中でも、「この人優秀なのにもったいないな」と思うことも多々ありました。

逆に、「未経験なのに転職なんて無理だよ」と周りから言われていた人が、あっさりと採用を勝ち取ったり、ある企業では不採用だったのに、別の企業では採用となることも。

そこが、中途採用の難しさでもありますが、唯一どの企業にも同じことが言えるものがあります。

それは

「嫌われた応募者は採用されない」

ということです。

「嫌われた」という表現は適切ではないかもしれません。

決して学歴や容姿などの「幼稚」な理由ではありません。

ここでいう「嫌われる」というのは、面接官があなたに対して「この人とは一緒に働きたくないな」と思われてしまうことです。

これは恋愛で例えると分かりやすいですね。

どんなにイケメンもしくは美女でも、有名な大学を出て一流企業で働き、高収入であっても悪口を平気で言ったり、初対面なのになれなれしく話して来たり、くちゃくちゃと音を立てて料理を食べるなどマナーが無かったり、自分の経歴を鼻にかけるような人とはお付き合いしたくないですよね?

面接も同じです。

例えば次のようなパターンですね。

  • 「〇〇っすね」とか敬語を使わない人(実際にそういう人います)
  • 過去の職歴を自慢する人(自慢とアピールは違います)
  • 極端にマイナス思考な人
  • 視線を合わせようとしない人
  • 話が長くて何を言っているのかわからない人
  • 聞き取れないくらい声が小さい人

この中で一つでも当てはまっているものはありませんか?

なぜ嫌われると不採用になるのか?

悩む人

「実力があるのに、好き嫌いで採用可否が決まるなんておかしくないか?」

経験者の中途採用では人間性以上に「実績」や「実力」が優先されることもあります。

しかし、未経験者の中途採用では話が違ってきます。

未経験者であるあなたを採用する判断基準は、これから伸びるであろうあなたの「将来性」と、社会人説克の中で培ってきた「社会人としての経験」です。

新しい仕事の知識やスキルは入社後に身に着けてもらうとしても、社会人としては「即戦力」として活躍してもらいたい。

場合によってはリーダーとしてプロジェクトを推進したり、複数の職場と連携して業務を進める役割が与えられることもあります。

会社の中でも、まったく経験のない職場に異動させられ、そこでリーダーとしてプロジェクトを推進するということは珍しいことではありませんよね?

その時に求められているのは、業務に関するスキルではなく、プロジェクトを推進するというスキルです。

未経験者であるあなたを採用するということは、このようなスキルが認められたからかもしれません。

未経験の中途採用では、業務としてのスキルは求められないとしても、社会人としてのスキルは求められます。

その時に、「この人は新しい会社や職場で周りを巻き込んで仕事をできるのだろうか?」という不安がある場合、「社会人としてのスキル」がないのではないかと判断されてしまいます。

スキルというと難しく感じますね。

もっと分かりやすく言うと

「あなたと一緒に仕事がしたいかどうか?」

ということです。

ボソボソとしゃべり、何を考えているのか分からない。

何かと悲観的で批判ばかり。

そんな人と一緒に仕事をしたいと思いますか?

あなたも「この人は嫌だな」と思う人と一緒に仕事したくないですよね?

それが組織であれば、たとえ嫌でも一緒に仕事をする必要もありますが、あなたはまだ組織の一員ではありません。

「この人は嫌だな」と思ったら不採用にすればいいだけです。

つまり、嫌われた人=この人とは仕事をしたくないと覆われた人は採用される可能性は低いということです。

面接官に好印象を与える4つのポイント

仲間
仲間

では、どうすれば面接官に対して一緒に働きたいという印象を与えることができるのでしょうか?

決して「面接官に媚を売る」ということではありません。

これから好印象を与える4つのポイントを紹介します。

  • 第一印象を大切にする
  • 相手に感謝の気持ちを持つ
  • 相手の話はカラダで聞く
  • 質問には誠実に答える

共通して言えることは「面接官とあなたは対等な立場であり、お互いに敬意をもって接する」ということです。

第一印象を大切にする

第一印象はすべての基本です。

当然ですが、面接官は主観ではなく、客観的にあなたを採用できるかどうかを判断しようとしています。

しかし、残念ながら面接官は「面接のプロ」ではありません。

例えば、数多くの男性アイドルを輩出してきた「ジャーニーズ事務所」。

ジャニーズ事務所の立ち上げ当初から才能あふれる若者をプロデュースしてきた「故ジャニー喜多川氏」は、日本の中で最も優秀な採用者と言われており、「人を見抜く目」が優れているといわれてきました。

中学生や小学生など、自己表現が上手にできない子供たちの姿を見て「20年後」の姿が想像できたといいます。

面接官もきっと人を見抜く目が優れているので、多少自己表現が出来ていなくても、自分の実力や将来性を見抜いてくれるだろう・・・という勘違いをしてしまっている方もいます。

しかし、面接官はジャニー喜多川さんではありません。

20年後はもちろんとしても、5年後、もしかしたら1年後のあなたの姿すら想像できないような面接素人の場合もあります。

なぜなら、多くの企業では専任の面接官を置くことはできないからです。

つまり、面接では客観的ではなく、主観的な目で判断される可能性もあるということは、頭に入れておく必要があります。

そのなかで、もっとも主観で判断されてしまうのが「第一印象」です。

主観で判断されることについて、賛否もあると思いますが、それが現実として受け入れることが大切です。

では、第一印象をよくするためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?

身だしなみはきっちりと

服装
服装

身だしなみは第一印象の’キホン’です。

決して高級なブランドスーツを着なさいということではありません。

しっかりと自分の身体にあったスーツを着て、しわがないようにパリッとアイロンをかけておくだけで印象は変わります。

髪型はできれば直前に床屋さんや美容室に行ってカットしてもらいましょう。

また、ポイントとしてオデコは隠さずに出したほうがいいでしょう。

オデコを出すことを嫌がる方もいますが、私の経験上や複数の企業の面接官の話を聞く限り、オデコを出したほうが相手に表情が伝わりやすく、好印象を与えることができます。

特に、前髪で目が隠れてしまうような髪型の方もいますが、何を考えているのかわかりにくくなりますので、あまり好ましくありません。

決してオデコを出したほうがかっこいい・かわいいという判断基準ではありませんのでご注意ください。

書籍などを見ると、爪は切ったほうがいいとか書かれているものもありますが、正直言って面接官はそこまで見ていません。

表彰台に上る気持ちで入室する

面接会場に入るときは、しっかりと前を見て胸を張って入りましょう。

イメージとしては、表彰台に上がるときの気持ちですね。

面接をする部屋に入ってくるときに、なにか悪いことをしてこれからお説教をされる人のように暗い表情で入ってくる方もいます。

多くの場合は、緊張からそのような表情になってしまいますが、新卒採用の面接であれば「初々しいね」で済まされる場合もありますが、中途採用となればマイナス要素でしかありません。

これからあなたは新しい会社にたった一人で入り、そして職場のメンバーはもちろん、他職場のメンバーとも協力して「戦力」として業務を行っていかなくてはいけません。

にもかかわらず、緊張して人と目を合わせることもできず、暗い表情しかできないのであれば、戦力として他のメンバーと協力していけるのか不安でしかありません。

そこで、面接会場ではなく表彰台に上がる気持ちで入室してみましょう。

同じように緊張するとしても、その表情は明るく輝いて見えるようになります。

精神論のように聞こえるかもしれませんが、ちょっとした気持ちの切り替えであなたの表情は大きく変わります。

そして、その表情は面接担当者の心象にも大きく影響するのです。

表彰台に上がるようにという表現ですが、決して適当な表現ではありませ。

なぜなら、面接の場に立っているあなたは書類審査から選ばれた人だからです。

書類審査で落とされる人もいますから、その書類審査をパスしたあなたはすごいんです。

だから面接は書類審査をパスした人だけが上ることが許される表彰台なんです。

自信を持っていきましょう!!

第一声は大きな声ではっきりと

第一声はできるだけ大きな声ではっきりと。

不思議なもので、第一声を聞くだけでその人の「人柄」が見えてきます。

もちろん、第一声だけで面接の合否が決まるわけではありませんが、第一声を聞けば「期待を持てる面接」となるか「お通夜のような面接」となるかは大抵想像できてしまいます。

面接官も人間ですから、後者だと感じてしまうとグッと気が重くなってしまいます。

軍隊や体育会系のような、耳をふさぎたくなるような大声までは必要ありませんが、いつもより大きくそしてはっきりとした声で話すようにしてみましょう。

特に語尾ははっきりと。

自信がない人ほど語尾が不明瞭になりがちです。

謙遜して自信がないようにふるまう人もいますが、自信の無さは面接においてはデメリットでしかありません。

誤解を恐れずに言うなら「自信がないのになぜ応募した?転職はそんなに甘くないよ」と思われてしまいます。

相手の目を見る

面接中は話をする相手や話している人の目を見るようにしましょう。

書籍やほかのサイトなどでは「目を見るのではなくネクタイの結び目あたりを見るように」と書かれているものもありますが、私は目を見ることをおすすめしています。

ポイントは「目で相手を殺す」です。

ネクタイの結び目あたりを見ろという根拠は「相手に圧力をかけない」というもののようですが、圧力かけてください!!

あなたはたった数十分の面接のなかで相手に採用したいと思ってもらわないといけません。

圧力をかけてはいけないなんて甘いことを言っていてはいけません。

面接官がドキッとするくらいにあなたという人物を印象付ける必要があります。

そのためには、しっかりと目を見ることが大切です。

相手に感謝の気持ちを持つ

相手に対して感謝の気持ち(好意)を持つようにしましょう。

相手というのは面接官はもちろん、受付の人や部屋に案内してくれた人すべてです。

面接官は中途採用に応募してきたあなたを落とす人だから「敵」だと思っていませんか?

「敵」だとは思わないとしても、少なからず面接官に対して警戒心を持っている場合もあるでしょう。

面接官は「敵」ではありません。

にあなたを採用したいと思っている「味方」なんです。

なぜなら、面接官は書類審査で「この人なら話を聞いてみてもいいかな」って好意を持っています。

そして、面接ではあなたを採用したいという前提で話をしています。

そもそも中途採用はあなたが必要だから求人を出したわけです。

決して誰かに強要されて仕方なしに求人を出したわけではありません。

面接官はあなたに好意を持っている「味方」です。

ところが、あなたが「面接官は敵だ」と思って接したらどうなるでしょうか?

敵ということは、あなたは面接官との間に見えない壁を作るでしょう。

そして、弱みを見せないために「人間性」を出さないようにするでしょう。

心理学で「ザイオンス効果」というもがあり、そこには「人は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意を持つようになる」というものがあります。

あなたが面接官に対して「感謝の気持ち」という好意(人間的な側面)を持つことで、面接官が持っているあなたに対する好意はより強いものになります。

逆に、あなたが面接官に対して見えない壁を作り、人間性を捨ててしまうと、面接官が持っているあなたに対する好意は薄れてしまうでしょう。

多くの企業は専任の面接官を置かずに、通常業務の隙間を使って面接をします。

面接はそういう人の貴重な時間を使って行われます。

多忙な業務の中で時間を割いて、少なくとも大勢の応募者からあなたを選び、面接をしてくれます。

それに対する感謝の気持ちを持つことはもちろんですが、最初の挨拶の時に一言感謝の言葉を述べるだけでも印象は大きく変わります。

ちなみに、私が面接官をしていた時は、あなたが私の会社を選び、企業研究して面接の準備をし、場合によっては会社を休んで面接に挑んでくれたのですから、その感謝の気持ちはしっかりと伝えるようにしてきました。

面接する側もされる側も立場は対等ということですね。

相手の話はカラダで聞く

質問や説明を聞く時は、話をしている人に向き合ってカラダ全体で聞くようにしましょう。

話は耳で聞くのが当たり前ですよね?

そのため、あなた自身はしっかりと話を聞いているつもりでも、相手から見て「この人、人の話聞いているのかな?」と思うシーンが多々あります。

具体的には次のようなパターンです。

  • 話しをしている人に視線を合わせない
  • 反応がない
  • よそ見をしている
  • 話しをしている最中に話そうとする

心当たりはありませんか?

あなたにはそのつもりはなくても、このような態度を取られると、話をしている側にとっては「話し聞いているの?」と思われてしまいます。

話しを聞いている姿勢を見せるには、この逆のことをすればいいということですね。

  • 話しをしている人に視線を合わせる
  • 相槌を打つ
  • よそ見をしない
  • 話しを最後まで聞いてから質問に答える

質問には誠実に答える

ちょっと変わった質問や、圧迫面接のような失礼な質問に対しても、誠実に答えるようにしましょう。

最近は減ってきていますが、いまだに答えに困るような変わった質問をしたり、あなたを不快にさせてその反応を見る圧迫面接をする企業もあります。

その時に、「その質問に答えなければだめですか?」というように反論的な口調で返すのはNGです。

変わった質問も圧迫面接的な質問も、意味があるかどうかは別にして、その質問には意図があります。

意図があるということは、選考の判断に必要な質問ですので、冷静になって質問の意図をとらえて素直に答えるようにしましょう。

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